デジホリのblog

釣りと自転車とDIYを愛するオヤジのブログ

2023年05月

Windows11 で WSA(Windows Subsystem for Android) という仕組みを使って Android アプリが動くみたいなので、試しにやってみました。
WSA の動作条件が結構厳しいみたいなんだけど、私の環境 Bootcamp@Intel Macでは普通に動きました。
ところで、このWSA何を血迷ったのか、Amazon アプリストアしか対応しておらず Google PlayStore が使えません。アホか!と言いたくなる。(裏で黒い政治が働いているのか?)
なので、Amazon アプリストアにないものは APK ファイルから手動インストールしないといけません。いわゆるサイドロードってやつです。
で、このための WSATools というアプリが存在し、これも Microsoft Store から入手できます。(なんか意味わからんな)
APK ファイルの手動インストールは基本的には ADB コマンドで実施するのですが、WSATools は GUI で ADB コマンドを操作できるようにしている感じのものです。
なので、WSA 設定で「開発者モード」が「有効」になっている必要があります。

まず、Microsoft Store から Amazon アプリストアをインストールします。
すると WSA も同時にインストールされ、「Android 用 Windows サブシステム設定」が使えるようになります。このアプリを使って、「開発者モード」を「有効」にします。
わかりにくいのだけど、ハンバーガーボタンで「開発者」のメニューに切り替えないと、この設定がでてきません。(最初さっぱりわからなかった)
スクリーンショット 2023-05-14 132939

その後は WSATools を使って APK をインストールします。
最初に起動すると、ADB関係のインストールを求められます。適当なフォルダを指定すれば、そこに ADB 関係のファイル一式がインストールされます。
そのあとは APK ファイルを指定すればアプリのインストールができます。

なお、Pokecom GO の APK ファイルは、「ポケコンfanのページ」で公開しています。

スクリーンショット 2023-05-14 133611
スクリーンショット 2023-05-14 133527

Pokecom GO(SHARP)の方は、なぜかWSAToolsがAPK Infoを読めないとワーニングを吐きます。よくわかりませんが、強制実行すれば先に進みます。
あと、ROMイメージの転送が必要です。これは ADB コマンドで手動でファイル転送するしかないです。多分。
まず、ADBコマンドでデバイス接続します。
> adb connect 127.0.0.1:58526 ←これでいいと思う
そのあとは、
> adb push pc1245mem.bin /sdcard/pokecom/rom
といった感じでROMファイルを転送します。
ちなみにadbコマンドでワイルドカードが使えなかったんだけど、なんでだろう。意味わからんです。
> adb push *.bin /sdcard/pokecom/rom
これだと *.bin が見つかりませんエラーになります。変なの??

Intel Mac に Windows 11 を入れてみた。
ご存知の通り、Intel Mac は Boot Camp という仕組みの上で Windows を動かすことができるのだが、Boot Camp は TPM2.0 に対応していないため、Windows11 のインストーラに弾かれてしまいます。
ところが、このチェックをくぐり抜けることで Windows10 -> 11 のアップグレードができてしまうみたいです。(クリーンインストールの場合はどうなのかわかりませんが)
そのための MediaCreationTool.bat というツールがあります。→これ
これをダウンロードし、Zip ファイルを展開し、その中にある、
Skip_TPM_Check_on_Dynamic_Update.cmd
を実行してあげれば、TPMチェックのところを通過するようになります。

ということで、普通にアップデートできました。
Windows10とUIが変わっていて、ちょっと戸惑うな。

問題ないと思っていたけど Bluetooth がおかしい。


いろいろ調べたけど、どうやら 22H2 からおかしくなっているみたい。21H2 に戻すと直るらしいけど、WSA(Windows Subsystem for Android)を使いたいので戻せないな。

Bluetooth 以外はとりあえず大丈夫っぽいかな。

そしてPokecom GO(SHARP)も更新しました。
いろいろとUI仕様が難しくて悩みましたが、、、

まずAndroid 10(Q)以降のストレージアクセスポリシーへの対応ですが、
もともとPokecom GOは外部ストレージに"pokecom"ディレクトリを作っていましたが、それができなくなってしまったので、Androidの標準ファイルピッカーを使ってユーザー指定させるようにしました。

アプリ起動画面のところでROMのディレクトリを指定させ、次回からはその設定に従うような感じ。"ACTION_OPEN_DOCUMENT_TREE"を使ってディレクトリ指定しています。

あと、ファイルのLOAD/SAVEに関しても、ファイル選択のところで標準のファイルピッカーを呼び出します。
ちなみに、Android Q以前のバージョンでは、今までの古いUIをデフォルトにしています。

それから、外部キーボードにも対応しました。
最近はWindows11やChrome bookでもAndroidアプリが動くので、ハードキー入力ができないと扱いづらいです。

今回のアップデート(V1.07.01)の紹介ビデオも作りました。



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